2014年04月27日

味オンチ

どうやら自分は味オンチのようです。

例えば、周囲でおいしいと言われて食べてもそれほどおいしく感じないことがあります。それだけだとよほどのグルメのように思えてしまうのですが、逆においしくないと言われてもそうかなと感じてしまう。結局、何を食べても変わらないということです。
なので、高級な店で高い料理を食べてもそんなに感動することはありません。猫に小判というか、豚に真珠というか、そんな感じでしょうか。

小さい頃は、近くのショッピングモールにあった喫茶店のナポリタン・スパゲティが大好きで、よく食べていました。名古屋は鉄板に溶き卵を流し込んだタイプが主流で、この卵がケチャップの味をやわらかくしてくれます。しかも鉄板のおかげで熱々の状態が長く続くというのも大きな特徴。いまでも機会があれば食べることがあります。ちなみに、名古屋の喫茶店は焼きそばも鉄板を使うのが多いです。

よく考えてみると、好物は子供の頃からほとんど変わっていないような気がします。しかし、苦手なものはほとんどなくなりましたね。子供の頃は野菜が苦手でした...  

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2014年04月26日

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

タイトルは Philip K. Dick の著した SF の古典で、ブレード・ランナーの原作です。ご存じの方も多いはず。恥ずかしながら、読んだのはつい最近のことです。さらに映画の方はほんの少ししか見ていません。

昔、コナミが 8 ビットパソコンの PC-88 版として発売した「スナッチャー」というゲームがありました。あの有名なゲームデザイナー 小島秀夫さんの作品です。このゲームが発売される少し前に「ターミネーター」という映画がヒットしていたので、その影響を受けているのかと当時は思っていましたが、実際には「ブレード・ランナー」の影響を強く受けています。原作を読んで、なるほどと思ってしまいました。
ゲーム自体は非常に面白く、アドベンチャーゲームというジャンルの中でお気に入りのゲームといえばこれだけでしょうか(いや、「ジーザス」というゲームもありました。こちらは「エイリアン」の影響が強いかな)。

ということを書いていたら、「ブレード・ランナー」が見たくなりました。連休中にでも借りてみるかな。  

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2014年04月25日

数学は本当に必要か?

数学、必要ないだろうと思っていた時期がありました。

コンピュータとプログラムに興味を持ってから、プログラムで表現できない(と当時は思っていた)数学には逆に興味を持たなくなったことがあります。数学の重要性に気付いたのは暗号アルゴリズムが数論を基礎としていることを知った頃。数学を本気で勉強し始めたのはその頃からでしょうか。いや、その前には JPEG がフーリエ変換を、JPEG2 がウェーブレット変換をベースにしていることを知って、そのあたりも理解しようとし始めたときがありました。
で、その時気付いたのが、基礎など完全に忘れてしまっているということ。解析・代数等々の基礎はもちろん、高校で習う三角関数の定理すら忘れていました。最初に行ったのが、高校の教科書をもう一度読み直すこと。大学時代に使っていた書籍なんかも活用しつつ、役に立ちそうな書籍もいろいろと読んでみました。そのうちに統計学なんかも勉強し始めて、いろんな分野の数学が実は密接につながっていることを知ると、何となく山の中腹あたりから景色を見渡しているような気分になりました。
書籍などは定理とその導き方は書いてありますが、それをどのようにコーディングするかは書いていません。だから、具体的な計算方法を導き出すというのは非常に大変な作業です。しかし苦労した分だけ得られたものも大きく、続けてきてよかったと感じています。もちろん、仕事の上でも役に立ちますし。

もし、数学は無味乾燥な世界というか、理論だけでたいくつな学問だと思っている方は、数学史の書籍を読むといいと思いますよ。数学者というのは個性的な方が多く、その人生も非常にドラマチックです。  

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2014年04月20日

睡眠時間

今日も寒い一日でした。本当に四月中旬なんだろうか。

明日はいつもより 30 分ほど早く起きなければいけません。少々ヘコんでいます。ちなみにいつもは 6 時に起きてます。寝るのがだいたい 0 時頃になるので 6 時間は寝ていることになります。しかし、睡眠時間が足りないようで、昼食後は眠気に襲われて特につらいです。
適正な睡眠時間は人によってバラバラで、通常は 6 時間程度と言われていますが自分の場合はもう少し必要なようです。睡眠時間は 1.5 時間単位にするとよいという事もあって、6 時間で足りなければ 7.5 時間眠ればいいものの、そこまで増やすことはできそうにありません。なので、休みの日にゆっくり眠ることで補うようにはしてます。そうは言ってもなかなか難しいですけどね。

今日も「アルゴリズムのコーナー」の作成をしていました。しかし、同じ事ばかり考えていると頭が煮つまってくるので、途中で「数学問題 bot」から問題を選んで悩んでました。

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任意に選ばれた 4 つの整数を一度ずつ使い、四則演算子によって数式を作る。この時必ず 10 の倍数が作れることを示せ(wand125様)

まず、10 の倍数になるためには一桁目がゼロになればよく、一桁目の数は各整数の一桁目だけで決まるので、二桁目以降は無視できます。よって、ここからは一桁目の数だけを考えます。ゼロが入ればその数を掛けることでゼロになるので除外できます。また、同じ数が含まれればその差はゼロになるのでやはり除外できます。すると、考えられる組み合わせは 1 から 9 までの数から 4 つを選択する場合に限定されます。その数は

9C4 = 126 通り

です。まだひとつずつチェックするには大変な数なのでもう少し絞り込みます。

5 と偶数の両方が含まれるとそれらを掛けあわせることでゼロにすることができます。また、( 1, 9 )( 2, 8 )( 3, 7 )( 4, 6 ) の組み合わせも和はゼロになります。5 と奇数だけの組み合わせにすると、1, 3, 7, 9 の中から三つ選ぶ必要があり、どの組み合わせをとっても和がゼロになるペアが含まれるので、5 を含む場合は必ず 10 の倍数にすることができます。1, 2, 3, 4, 6, 7, 8, 9 から 4 つ選択し、かつ和がゼロになるペアを含まないようにするためには、( 1, 2, 3, 4 ) と ( 9, 8, 7, 6 ) の二つの組み合わせに対し、同じ位置の数を反転させて作られる全ての組み合わせだけを考えなければなりません。それは 24 = 16 通りあります。それらを列挙して調べてみると、

1, 2, 3, 4 ... 3 - 2 - 1 = 0
1, 2, 3, 6 ... 3 - 2 - 1 = 0
1, 2, 7, 4 ... 7 + 2 + 1 = 10
1, 8, 3, 4 ... 4 - 3 - 1 = 0
9, 2, 3, 4 ... 9 - 4 - 3 - 2 = 0
1, 2, 7, 6 ... 7 + 2 + 1 = 10
1, 8, 3, 6 ... 6 + 3 + 1 = 10
9, 2, 3, 6 ... 9 - 6 - 3 = 0
1, 8, 7, 4 ... 8 - 7 - 1 = 0
9, 2, 7, 4 ... 9 - 7 - 2 = 0
9, 8, 3, 4 ... 9 + 4 - 3 = 10
1, 8, 7, 6 ... 1 + 6 - 7 = 0
9, 2, 7, 6 ... 9 - 7 - 2 = 0
9, 8, 3, 6 ... 9 - 6 - 3 = 0
9, 8, 7, 4 ... 9 + 8 - 7 = 10
9, 8, 7, 6 ... 9 + 8 - 7 = 10

従って、必ず 10 の倍数が作れることになります。

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他の問題を考えると、煮詰まっていた頭が整理できたりするようですね。最後に、この問題を考案して下さった wand125 様に感謝します。

それにしても、今月中に更新できるのか不安になってきました。あと三つほどヤマを越さなければいけません...  

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2014年04月20日

オイラーのφ関数

暑くなったり、寒くなったり。調子が悪くなりそうです。

金曜日に飲み会があり、今日はしんどい一日でした。いや、二日酔いになるほど飲んではないんですけど、終了後すぐに電車に飛び乗って、座ることもできなかったので体の方は相当まいっていた模様。それでも、飲み会のおかげで作成できなかった週報を帰宅後に家で書いていました。しかし、途中で休憩を入れたら眠ってしまい、気がついたら朝の 8 時過ぎ。とりあえず週報を作成するためそのまま起きることに。昼食・夕食後に仮眠をとったので、だいぶマシな状態にはなりました。

さて、「数学問題 bot」から 2003 年の名古屋大の問題を選択してみました。

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n を自然数とするとき m ≤ n で m と n の最大公約数が 1 となる自然数の個数を f(n) とする。
(中略)
2) p, q を互いに異なる素数とする。このとき f(pq) を求めよ。

pq 以下の自然数で、pq と互いに素ではない (最大公約数が 1 でない) 数は、0 < n < p の範囲の自然数 n と q の積 nq と 0 < m < q の範囲の自然数 m と p の積 mp、最後に pq そのものの 3 種類あります。
nq の個数は q から ( p - 1 )q までの p - 1 個。
mp の個数は p から ( q - 1 )p までの q - 1 個。

よって、pq 以下の自然数で pq と互いに素でない数は ( p - 1 ) + ( q - 1 ) + 1 = p + q - 1 個あり、1 から pq までは pq 個の数があるので、pq 以下の自然数で pq と互いに素となる数の個数 f(pq) は

f(pq) = pq - ( p + q - 1 ) = ( p - 1 )( q - 1 )個

になります。

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さらに、素数 p のべき乗に対して、f( pk ) を求めてみましょう。

pk 以下の自然数で pk と互いに素でない数は、0 < n ≤ pk-1 の範囲の自然数 n と p の積 np となる数なので、その数は pk-1 個です。したがって、pk 以下の自然数で pk と互いに素となる数の個数 f( pk ) は

f( pk ) = pk - pk-1

になります。実は、任意の自然数 m と n が互いに素であれば、

f(mn) = f(m)f(n)

が成り立ちます。また、この関数 f の正体は「オイラーのφ関数 φ(m)」で、数学者オイラー ( Leonhard Euler ) が最初に紹介したと言われています。

a と m が互いに素であれば、a の φ(m) 乗を m で割った時の余りは必ず 1 になります。これを

aφ(m) ≡ 1 ( mod m )

と表します。m が素数 p のとき φ(p) = p - 1 なので、上式は

ap-1 ≡ 1 ( mod p )

です。これは「フェルマーの小定理」という有名な定理です。

もし、詳細を知りたいという方は「はじめての数論」という書籍を紹介しておきます。大学入試にも出題される可能性があるので、受験生の方も読んでおいて損はないと思います。

はじめての数論 原著第3版 -- 発見と証明の大航海-ピタゴラスの定理から楕円曲線まで  

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2014年04月18日

美術館めぐり

少々暑い一日でした。

今日から愛知県美術館で「シャガール展」が、さらに土曜日から名古屋ボストン美術館で「ミレー展」が開催されます。
ミレー展は、連休を利用して見に行こうかと考えていますが、シャガール展は悩んでいるところです。好きだという方には申し訳ないですが、自分はあまり好きではないです。もしかして本物を見れば考えが変わるかもしれないので、一回くらいは見てみようかと思うものの、まだ決めかねてます。

さて、明日は金曜日。もうひとがんばりしましょうか。  

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2014年04月16日

順序ロジスティック回帰

ようやく「順序ロジスティック回帰」のまとめ中です。

進めてみると、名義ロジスティック回帰が一番ややこしかったような気がします。順序ロジスティック回帰の方が理解しやすいという印象。しかし、いくつかのモデルがあって、まだ一つしか理解してません。なんとか今月中には公開したいものです。
最近はプログラムを組むことが少なくなってきましたが、過去に書いた「正規表現」の内容の見直しでサンプル・プログラムを書き直そうと並行して進めています。しかし、ロジスティック回帰の方を優先してこちらは現在停止中。最近は進みが遅くなってきたので、なんとか挽回していきたいもの。そう考えると、自由な時間が本当に少ないんですよね。それに加えて、休み中はついダラダラしてしまうという悪循環。で、最近は図書館まで出向いて集中してやろうかとまで考えてます。やはり家の中にいると誘惑が多すぎますね。  

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2014年04月13日

Allan Holdsworth

Paco De Lucia と同じくらいに好きなギタリストの一人に Allan Holdsworth がいます。

ちょうど「Road Games」というアルバムを発表した頃のこと、当時あこがれのギター・ヒーローの一人だった Edward Van Halen が自分にとってのギターの師匠だとか言っていたのでどんなすごい人なのかと興味を持ったのが最初です。Road Games を初めて聴いたときは正直よくわからなかったのですが、何回か聴いているうちにその凄さを実感しました。ちなみに名前を知ったのは Paco De Lucia よりも先でした。

自分の中では、Paco De Lucia を「バキバキ」「ザクザク」系、Allan Holdsworth を「ウネウネ」「フワフワ」系と勝手に名付けていますが、両者のスタイルは全く異なるので比べることなど絶対にできません。しかし、Paco De Lucia が「正統派」ギター奏者とすれば、Allan Holdsworth は「異端派」となるのでしょうか。いや、異端などと書くと悪いイメージになってしまうので「唯我独尊派」といった方が正しいかな。とにかく彼のフォロワーを思い浮かべることができません。それだけ異質なギタリストと言えると思います。

異質なだけに、聴く人を選ぶかもしれません。こういうのがダメという人はとことんダメかも。お勧めは「Live at Yoshi's」というライブ録音で、2006 年という割と新しめの演奏です。昔のように弾きまくるということがなく非常に落ち着いた演奏で、他のメンバーもすばらしいです。特に好きなのが "San Michele"。実際にライブを見てみたいです。

Allan Holdsworth ~ San Michele(YouTube)

ところで、Paco De Lucia と Allan Holdsworth ってほとんど同い年だったんですね。  

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2014年04月13日

Paco De Lucia

スペインのギター奏者 Paco De Lucia が今年の二月に亡くなっていました。全く知りませんでした。心よりご冥福をお祈りします。

ギターという楽器は非常にポピュラーで、値段も他の楽器に比べればそれほど高価ではないので、持っている方も、演奏される方も非常に多いと思います。ロックやジャズ、クラシックと様々なジャンルで使われていて、演奏するのも聴くのにも、いろいろな音が楽しめる奥の深い楽器だと思っています。

Paco De Lucia を聴くまでは、フラメンコ・ギターといえば踊りの伴奏で使われるものとしか思っていませんでした。それだけに初めて聴いた時は、今までに聴いたことのないタイプだったのですごく衝撃的でした。最初に聴いたのは、スペインの作曲家 Manuel De Falla の作品を扱った「Manuel De Falla」と、傑作と言われた「Almoraima」のカップリングCDで、フラメンコの持つ独特のリズムと Paco De Lucia の超絶技巧にたちまち虜になり、その後はデビュー・アルバムからの 9 作品を購入して聴きまくりました。ちなみに、途中からフラメンコ色が少なくなり新しい作品はあまり聴いていません。

かなり昔、名古屋でもライブが行われ見に行きました。最初は一人だけでの演奏で、それが一番印象に残っています。なんかすごく悲しい...  

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2014年04月12日

"人に流される"理由

今日の「NHK白熱教室」は行動経済学という聞きなれない分野がテーマでした。

人は周囲に同調しやすいもの。それがいい方向に働く場合もあれば、イラク戦争での虐待のように悪い結果になることもあるという話でした。結構面白いしタメになる話も多く、時間があれば来週も見てみようかなと思います。
四種類のビールを注文させた時、アメリカでは人とは違うものを注文しがちなのに対して、香港では同じものを注文する傾向があるそうです。どちらも周囲の影響を受けているのは変わらず、それに対してどう思うのかが異なるということですね。そしてその結果、どちらも満足度は下がってしまうそうです。自分が本当に注文したかったものを選べなかったわけなので。さて、何か注文する場合に自分はどうかなと考えてみましたが、どうやら他の人よりも周囲の影響を受けにくいようです。いわゆる「空気がよめない」人間なわけですね。しかし、ネットで何か購入するときは他の人の批評に左右されやすいですね。こういうのは「優柔不断」といいます。

さて、「数学問題 bot」から今回は 2010 年の名古屋大の問題です。

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xy 平面上で x, y 座標共に整数である点を格子点と呼ぶ。(中略) a, b は実数で a ≠ 0 とする。y=ax2 + bx のグラフ上に点 ( 0, 0 ) 以外に格子点が 2 つ存在すれば、無限個存在することを示せ。

y = F(x) とします。格子点の x 座標を m, n ( 但し m ≠ 0, n ≠ 0, m ≠ n ) とすると、F(m) = am2 + bm と F(n) = an2 + bn は整数です。このとき、

nF(m) - mF(n) = n( am2 + bm ) - m( an2 + bn ) = amn( m - n )
n2F(m) - m2F(n) = n2( am2 + bm ) - m2( an2 + bn ) = bmn( n - m )

より amn( m - n ) と bmn( n - m ) も整数で、

F( mn( m - n ) ) = a[ mn( m - n ) ]2 + bmn( m - n )
= amn( m - n )・mn( m - n ) - bmn( n - m )
= [ nF(m) - mF(n) ]・mn( m - n ) - [ n2F(m) - m2F(n) ]

となるので F( mn( m - n ) ) も整数です。よって、mn( m - n ) ≠ m or n の場合、m と n から新たな格子点の x 座標 mn( m - n ) を求める操作を繰り返すことで格子点を無限に生成することができます。

mn( m - n ) = m になる場合は n = ±1, m - n = ±1 より

( m, n ) = ( 2, 1 ), ( -2, -1 )

であり、これらの点を通るならば 4a ± 2b と a ± b は整数になります。したがって、

( 4a ± 2b ) - 2( a ± b ) = 2a
( 4a ± 2b ) - 4( a ± b ) = -2b

より 2a, 2b も整数で、m が偶数 2p ならば

F( 2p ) = a(2p)2 + b(2p) = 2a(2p2) + (2b)p

は整数なので、x が偶数の場合は格子点になり、これは無限個存在します。

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例によって正解はこれだけはないかもしれないし、正解しているという保証もありません。二つの格子点の座標で係数 a, b を表すとどうなるかを考えているうちに上のような証明になりました。  

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2014年04月09日

STAT細胞 (2)

本日、小保方さんの記者会見が行われていましたね。昼食を食べながら少しテレビで見ていました。真実がどうなのかはまだ分からないですが、今はただ STAT 細胞が本当であってほしいと願ってます。

昔は、仕事の内容はノートに記録していました。しかし、議事録や週報を書くときに PC でもう一度打ち込み直すのに手間がかかるので、今では全部 PC 上で記録してます。ノートを使っていた頃は、できるだけ早く書こうとするので他の人では判別できないような文字になっていたりして、ノートの内容を資料として PC に打ち込むお願いをした時に何回も質問されたことがあります。
学生時代のノートも大掃除のときなんかに見つかって思わず読んでしまうことがあります。やけに難しい数式が書いてあったりして、見てもすぐには理解できなかったりすると、昔はこんなことも勉強していたんだなと何となく残念な気分になることもあります。

実験ノートの話題からついこんなことを思い出しました。今はPCやスマホでちょっとしたことは簡単に記録できる時代になりましたが、ノートに書くというのは記録だけではなく思い出としても残すことができるような気がします。  

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2014年04月06日

数学者オイラー

今日も不安定な天気でした。

本日は大阪で石川智晶さんのライブが行われていました。次は六月に東京であるのですが、昨日から発売開始ですでに完売、キャンセル待ちという状態です。完全に油断していました。今度は名古屋や大阪であるのかどうかわかりませんからね。とりあえずキャンセルを待つことにします。

話は変わって、今回は数学者オイラーが導き出した「オイラーの公式」を紹介します。この式は

eiθ = cosθ + isinθ

というもの。i は虚数で -1 の平方根、e はネイピア数です。この式を覚えておくと、三角関数の様々な公式を導くことができます。例えば、

ei(α+β)
= cos(α+β) + isin(α+β)

ei(α+β)
= eiαeiβ
= ( cosα + isinα )( cosβ + isinβ )
= ( cosαcosβ - sinαsinβ )
+ i( sinαcosβ + cosαsinβ )

なので、加法定理のうちの

sin(α+β ) = sinαcosβ + cosαsinβ
cos(α+β ) = cosαcosβ - sinαsinβ

が得られます。これは高校の頃、暗記するのが大変な上に、導出も幾何的に解こうとすると結構面倒だったので苦手でした。この頃に教えてもらっていたら、もっと楽できたような気がします。便利な式なので、受験生の方にはぜひとも覚えておいてほしいと思います。

ちなみに小野洋子さんの小説「博士の愛した数式」で登場する式は、オイラーの公式に θ = π を代入することで得られます。

e = cosπ + isinπ = -1

「博士の愛した数式」は自分も読みましたが、非常にいい小説でしたよ。  

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2014年04月05日

桜満開

四月というのに、また急に寒くなりました。

先週から桜が満開です。朝の出勤時に川沿いの桜並木を通るので、いい目の保養になります。夜になると控えめにライトアップされた夜桜を見ることもできるので、遠出しなくても桜を楽しめるというのはいい環境に住んでいるなと感じます。
アルゴリズムのコーナー」の次の内容がだいたい固まってきて、現在作成中です。しかし、まだ時間は掛かりそうです。今年に入ってからの更新頻度はあまりよくない状況が続いています。今は内容を理解しながら作成することが多いので、どうしても時間が掛かってしまいます。それでも気力の続く限りは継続しますけどね。

で、また現実逃避で「数学問題 bot」から一部だけ解いてみました。正解しているという保証は相変わらずありません。

■ 0 でない自然数の最右端の数字を、最左端に移動する操作を考える。

(i) この操作によってもとの数の 2 倍になる最小の自然数を求めよ
(ii) k = 3, ... , 9 に対して、この操作で k 倍になる最小の自然数を求めよ。

とりあえず (i) だけ解いています。おそらくもっと簡単な解法があると思いますが、もし見つかったらまた公開します。

(解法)

元の数を 10M + N とします。N が最右端の数で、M は残りの数です。N を最左端に移動すると、元の数の桁数が K ならばその数は 10K x N + M になります。これが元の数の 2 倍なので

2( 10M + N ) = 10K x N + M より

( 10K - 2 )N = 19M

が成り立ちます。但し、N は一桁の数であること、また M は K 桁 ( 10K-1 のオーダー ) の数であることが制約事項となります。

N < 10 なので、N は 19 では割りきれません。したがって、10K - 2 は 19 で割り切れる必要があり、10K を 19 で割った余りは 2 となります。K を 1 から順に増やしていくと

1 : 10 / 19 = 0 ... 10
2 : 102 / 19 = 5 ... 5
3 : 5 x 10 / 19 = 2 ... 12
4 : 12 x 10 / 19 = 6 ... 6
5 : 6 x 10 / 19 = 3 ... 3
6 : 3 x 10 / 19 = 1 ... 11
7 : 11 x 10 / 19 = 5 ... 15
8 : 15 x 10 / 19 = 7 ... 17
9 : 17 x 10 / 19 = 8 ... 18
10 : 18 x 10 / 19 = 9 ... 9
11 : 9 x 10 / 19 = 4 ... 14
12 : 14 x 10 / 19 = 7 ... 7
13 : 7 x 10 / 19 = 3 ... 13
14 : 13 x 10 / 19 = 6 ... 16
15 : 16 x 10 / 19 = 8 ... 8
16 : 8 x 10 / 19 = 4 ... 4
17 : 4 x 10 / 19 = 2 ... 2

K = 17 のときに剰余が 2 になりました。但し、A x B の剰余が A の剰余と B との積から求められることを利用しています。

この結果から、1017 - 2 は 19 で割り切ることができて、その商はすでに上の結果から 5,263,157,894,736,842 となることがわかります (上の結果の商を順番に並べるだけです)。しかし、これは 1015 のオーダーなので、1016 のオーダーにするために N = 2 として M = 10,526,315,789,473,684 とします。

したがって、求める自然数は 105,263,157,894,736,842 となります。

この方法の場合、k = 4 のときは

( 10K - 4 )N = 39M

なので、N が 3 の倍数のときは 10K - 4 は 13 で割り切ることができればよいことになり少々面倒になります。求めた数を見ると、ある位の数の二倍の一桁目が次の位の数になるので、これを利用すればもっと簡単な解法が見つかるのかもしれません ( それより前に正解している保証もないです )。  

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2014年04月02日

スマホ

未だにガラケーを使ってます。

半年も前に同じことを書きましたが、最近はスマホにも興味が出てきました。消費税が上がる前に買ってしまおうかと考えたこともありました。しかし、結局買わずじまいです。同時にサービスに加入することで安くできるんですけど、それでも最新の機種になると結構な値段がするんですよね。

ところで、スマホの画面って小さいですよね。あの画面で操作したり何かを見たり読んだりするのって、かなり目に負担がかからないですかね。特に自分の場合、会社でも家でもよくPCを使うので、さらに目を疲れさせてどうするんだという気持ちもあって、やはり抵抗があるんですよね。いずれはスマホに切り替えなければならない時も来るとは思いますけどね。

あれで画面が大きければ... となると iPad ですか。しかし、あれは持ち運びが大変ですね。たまに持っている方を見かけますけど、何か落としてしまいそうで、持ち歩いて使うという気にはなれないです。ちなみに、職場では打ち合わせ等でノートPCを頻繁に移動しています。今はマウスもワイヤレスで、移動時によく落としてしまいます。もうすでに一個、何回も落として壊してしまいました。  

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2014年04月02日

エイプリルフール

今日は四月一日、エイプリルフールです。

水産庁の発表によると、日本海洋資源研究所で鯨の完全養殖に成功したそうです。これにより鯨の数を増やすことが期待できるとしていますが、早くもオーストラリアをはじめとする各国からは食用を目的としているのではと非難されていて、それに対して日本側は「食用はあくまで余剰のみ」と反論しています。調査捕鯨の件に続き、どのような結末になるでしょうか。

あくまでネタですからね。ちなみに鯨は食べた記憶がないので、捕鯨できなくても個人的には問題ないです。

。。。すでに 4/2 になっていますね。  

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