Fussy's Diary

しかし、おかげでかなり涼しくなったようです。

少々前の話になりますが、motorola(正確には motorola mobility)を google が買収したニュースが大きく報じられていました。motorola といえば、過去に 68000 チップを製造していたメーカーなので、自分にとっては非常に思い入れのある会社でした。x68000 にはコンパチの日立製チップが入っていたと記憶していますが、今でも、アセンブラを使っていろいろなプログラミングにチャレンジしていた昔を思い出します。C 言語を覚えるより先にアセンブラを覚えたんですよね。x68000 に搭載されていた X-BASIC と組み合わせると、ほとんど C 言語が不要になるほど強力な開発環境でした。ちなみに、Intel も今ではアセンブラがかなり使いやすくなっているようなので、使ってみたいという興味はありますが、今のところは勉強する暇(というより気力)があまりない状態です。

68000 アーキテクチャーを解説した有名な本に「68000 プログラマーズハンドブック」(技術評論社)というものがあります。通称"青本"と呼ばれていました。今でもちゃんと保管してあります。この本には非常にお世話になりましたね。現在は PC 上に Linux を入れてほぼ無償で開発環境が整うという恵まれた環境ではありますが、何か便利なツールをプログラムで作ろうとしたとき、昔のほうが恵まれた環境にあったような気もします。