2014年05月10日

推理小説

連休明けの出勤三日間がようやく終わり、ほっと一息ついたところです。

最近は本を読む頻度が少なくなってしたような気がします。まだ未読の本が何冊かあって、いつか読もうと思いつつもそのまま放置。で、また新たに本が欲しくなるという悪循環です。連休中も結局、本はあまり読みませんでした。
昔、推理小説が好きで何冊も読んでいた時期があります。エラリー・クイーンやアガサ・クリスティーといった定番はもちろん、少しマイナーなところではヴァン・ダインやディクスン・カーも何冊か読んでます。ここで個人的にお勧めの小説を紹介します(結構、有名なものばかりかな?)

■ Yの悲劇 (エラリー・クイーン)

エラリー・クイーンの初期の作品(国名シリーズ)は謎解きを楽しむことを主眼に作られたものが多く、個人的にはそれほど好きなものはありません(あまり印象にも残ってないです)。唯一「エジプト十字架の謎」が結構面白かった気がします。エラリー・クイーンの作品で一番のお気に入りは「Xの悲劇」から始まる四部作で、特に「Yの悲劇」は作品の持つ雰囲気が好きで、最後の真相がわかった時のインパクトもかなり強烈でした。

■ そして誰もいなくなった (アガサ・クリスティ)

これも謎解きよりは作品の持つ独特の雰囲気が好きでした。最後にわかる真相も驚きでしたけどね。アガサ・クリスティは他にも「アクロイド殺し」「オリエント急行殺人事件」「ナイルに死す」等々、いい作品がたくさんあります。

■ グリーン家殺人事件 (ヴァン・ダイン)

「Yの悲劇」は、この「グリーン家殺人事件」の影響を強く受けたと言われていますが、確かに読んでみるとよくわかります。ちなみに、読んだのはこちらの「グリーン家殺人事件」が先でした。ヴァン・ダインの作品も有名どころはだいたい読んでます。

■ 三つの棺 (ディクスン・カー)

確か、ディクスン・カーの中で最初に読んだ作品です。プロットは結構複雑ですが、内容としては面白く一気に読みました。ディクスン・カーの作品で他に印象深かったのは短編集の「妖魔の森の家」でしょうか。今気づいたのですが、「皇帝のかぎ煙草入れ」をまだ読んでしませんでした...

■ 獄門島 (横溝正史)

テレビなどでも何回か放映されていたので非常に有名な作品ですね。横溝正史の小説としては、これと「悪魔が来りて笛を吹く」くらいしか読んだことがなくて、他の作品はテレビで見たものばかりです。「犬神家の一族」は大好きな作品でした。

こうやって並べてみると、少しオカルトっぽい作品が多いような気もしますね。

この記事へのトラックバックURL

http://fussy.mediacat-blog.jp/t99265