2013年11月10日

クッキー (2)

元々、犬を買おうと言い出したのはうちの母親でした。

親戚から子犬をあげるといわれたのがきっかけで、飼ってもいいかと母親から相談されたこともありました。そもそも、家が社宅なのでペットとしては小鳥くらいしか飼ったことがなく、ちゃんと接することができるのか不安もあったものの、母親には別にいいよと答えました。しばらく経ったある日、仕事から帰ってみると、小さな子犬が部屋の中にいたのを見つけたのが初めてクッキーと対面したときでした。

当時は職場の近くに住んでいたこともあって休日くらいしか実家には戻らず、ほとんど接する機会がなかった上に、それまで犬に接した経験もなく最初はなかなか触れることもできませんでしたが、しばらくすると普通に接することができるようになりました。その頃はクッキーもまだまだ若かったので、家の中を活発に走り回っていたのを思い出します。

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