2011年10月23日

重さの単位 "kg" が120年ぶりに見直されるそうです

1kg の基準として「キログラム原器」という分銅があって、過去に汚れを落とした際、重さがわずかに小さくなっていることが判明したそうです。そこで、分銅を使わない新たな方法で基準を決めましょうという話になったとか。そこでふと思ったのですが、汚れを落としたということはその前は汚れが付いていたということで、分銅を作った頃よりもわずかに重くなっていたということはないんでしょうか。

長さ・重さ・時間といった尺度は基準が必要なわけで、時間なら協定世界時(UTC)というものがあり、長さは真空中の光の速さを用いて定義されているので、重さだけ古くからの基準を使っていたということですね。ちなみに、長さの基準は昔は地球の子午線の長さを元に決められ、「メートル原器」というものが 1960年まで使われていたそうです。

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