2014年10月26日

エアーかおる

たまたまテレビで見ていた「工場へ行こう!」という番組で、「エアーかおる」という商品が紹介されていました。

水溶性の糸を利用して糸の中に空気の層を作り出すことで、吸水性の高いタオルを生み出し、かなりのヒット商品になったそうです。岐阜県安八郡に本社がある「浅野撚糸」と三重県津市にある「おぼろタオル」が共同で生産。発想もすごければ、それを製品化してしまう技術もすごいものです。

撚糸という言葉は初めて知りました。糸をねじり合わせて束にして丈夫にするだけでなく、ねじり方によって肌触りなどの特性にも影響するのだそうです。「腕によりをかける」や「よりを戻す」という言葉の語源であることも初耳です。一つ勉強になりました。少し前に、織機を使って幾何学的な模様を編み出した作品の紹介を見て奥が深いなあと感じたのですが、糸をよるという工程だけでも様々な技術が使われているわけですね。

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