2014年07月06日

武満徹

Ana Vidovic のギター・リサイタルで聴いた Beatles の Yesterday、アレンジは「武満徹」という日本の作曲家によるものです。

20 年近く前に Manuel Barrueco というギター奏者のコンサートをテレビで見ましたが、その時の一曲目が武満徹の作品でした。しかし、この時は全く興味を持つことができませんでした。そういえば Ana Vidovic は現在、Manuel Barrueco に師事していたんですよね。
それからずっと後、今から何年か前に「日曜美術館」で武満徹の名前が出てきて少し興味を持ち、一枚だけ CD を買って聴いてみましたが、これも難解すぎて正直よくわかりませんでした。そういえば、「日曜美術館」で武満徹に関連の深い絵画というのも抽象画だったような気が。
なので、You Tube で Ana Vidovic の弾く Yesterday を聴いた後、それが武満徹のアレンジであることを知ったときは結構ビックリしました。このアレンジは素晴らしいと思います。曲のよさを再認識できるんじゃないかと思い、久しぶりに CD を聴いてみましたが、やはり途中で寝てしまいますね。入門盤として最適と書いてあったので選んだんですけど、選んだのが悪かったのか...

弦楽のためのレクイエム Requiem for Strings Orchestra (1957)

武満徹というとやはりこれが一番有名なんでしょうか。最初は好きなんですよね。でも、最後まで聴くことができない。

ノヴェンバー・ステップス November Steps 1/2
ノヴェンバー・ステップス November Steps 2/2

尺八と琵琶を取り入れた、これも有名な作品。これはゾクッときます。鳥肌たちます。すごい緊張感。生で聴くとすごいでしょうね。

Yesterday - Toru Takemitsu ... やっぱりいいですね、これは。

Yesterday を含めて「ギターのための 12 の歌」という譜面があり、全て武満徹のアレンジによるものです。その pdf を手に入れることができたので、現在ちょっと練習中です。

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