2015年12月06日

ガロアとアーベルと群論

先週末の「NHK白熱教室」で量子力学と群論との関係について講義されていました。

群論はかなり前に本を買って勉強したことがありますが、結局最後まで読み切ることができませんでした。内容は結構おもしろいものの、やはり抽象的な話が多いので理解するのが大変です。その後はあまり活用することもなく、忘れているところも多いですね。これを機会にもう一度チャレンジしてみようかとも考えています。
量子力学も興味はあって、よさそうな参考書も何冊か見つけています。でも、まだ読み終えていない参考書も多いので買ってみようという気にはまだなれませんでした。来年に向けて購入しようかどうか迷っているところです。

素粒子や群論の話で登場するキーワード「対称性」についての著作としては「なぜこの方程式は解けないか?」というのがあります。難しい話はほとんど出てこないので、誰にでもお勧めできる本です。群論の話と切り離せないのが悲劇の数学者ガロアですが、この本ではもう一人の貢献者であるアーベルについても細かく紹介しています。アーベルも貧困に苦しんだ悲劇の数学者の一人です。

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